生理中にSTDチェッカーで性病検査しても大丈夫？

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男性の場合は関係ない話ですが、女性の場合は月一度程度やってくる生理があるのでそれがSTDチェッカーを利用した性病検査に影響があるのかどうか気になる方もいらっしゃると思います。

 

 

結論から言ってしまえば生理中であることが性病検査に影響がある場合もあります。

 

ただすべての検査に対してではないので詳しく見てみてください。

 

 

性病検査に影響が出てしまう理由は経血

 

女性が生理中に性病検査をすると正確な検査を行うことが出来なくなる理由はどうやら経血が関係しているようです。

 

下記のような性病の原因となる小さな病原菌が原因の性病の場合は、採取した検体の中にその病原菌のDNAが存在するかしないのかを検査をすることとなるのですが、

 

 

上記種類の性病の検査を対象とした検体採取方法が膣内に綿棒のようなものを自分で差し込んで分泌物を採取する方法をとっています。

 

その際に綿棒に経血が付着してしまうと実際の検査時にその経血に反応してしまいうまく性病の原因菌のDNAが見つけられなくなってしまうようなのです。

 

そのような理由から、検体採取時に経血が付着してしまう可能性が高い

 

• 生理中
• 生理終了直後

 

等には膣分泌物を採取する検査である性器クラミジア検査・性器淋病検査・トリコモナス原虫検査を行うことはできなということです。

 

これらの検査をする際は生理前か、経血が完全に出なくなった生理終了後に行う必要があります。

 

 

口腔内淋病検査とクラミジア検査は生理中でも問題なし。

 

クラミジアや淋病などの検査は経血が邪魔をしてしまい生理中は検査ができないと書きましたが、口腔内（のどや口の中）に感染しているクラミジアや淋病を調べる口腔内性病検査の場合はうがい水が検体（検査を実施する対象物）となるので生理中でも問題なく受けることが出来ます。

 

経血がまぎれこむ可能性がないからですね。

 

間違っても経血を自分でうがい水の中に混ぜちゃだめですよ!
(そんなことする人いないと思いますけどね。)

 

 

血液検査系性病検査も生理中に検査可能。

 

• HIV/エイズ
• 梅毒
• B型肝炎

 

等のウイルスが感染原因となる性感染症の検査についても生理中に検査をすることは可能だということです。

 

そもそも、生理中にクラミジアなどの病原細菌の検査ができない理由は「経血がDNA検出検査の邪魔をするから」でしたが、血液検査の場合は病原菌のDNA検出検査ではなく体に入ってきたウイルスを撃退するために血液中に作られる抗原や抗体を調べる検査です。

 

そもそも調べる対象が違うので生理中だったとしても検査の結果に影響を与えるようなことはないということです。

 

もっとも、検査を受けるタイミングについては注意点があって

 

 

 

 

というように「もしかしたら感染したかも！」と思うような事柄があってからどの程度の時間が経過しているかによって検査結果の信頼度が変わってしまうので注意しましょう。

 

 

感染機会から３か月後に検査を受けるのが一番確実ですが、心配で不安ならとりあえず感染機会から1か月後に一度検査を受けて３か月後に２回目の確定検査を受けるのが確実だと思います。

 

以上、生理中にSTDチェッカーを利用できるのかの詳細調査でした。