STDチェッカーで行われる性病検査方法とは

STDチェッカーで行われる性病検査方法とは

ネット通販で人気の性病検査キットSTDチェッカー。

 

STDチェッカーのG画像

 

このSTDチェッカーで採用されている検査方法について詳しく調べてみました。

 

 

各性病によって検査の方法も違う

 

コチラのページ【STDチェッカーの信頼性と精度】で、STDチェッカーは性病科の病院やメンズ・レディースクリニックなどで採用されている検査方法と同じ方法で検査が行われているという部分に触れましたがその具体的部分について深堀調査しました。

 

各性病の種類によって検査方法も違ってくるのでそれぞれについて記載していきます。

 

 

血液検査系は性病に感染した時にできる抗体検査

血液検査画像

 

まずは、血液検査系について。

 

血液検査は、主にウイルス性の性病に感染した場合に血液中にできる抗体を検査する方法をとっているようです。

 

この抗体は、感染したウイルスごとに違ったものが作られるようで各性病ごとに作られる抗体も変わるので、その検査の方法も違ってくるようです。

 

また、血液中に抗体ができるまでには実際にウイルスに感染してから1か月〜3か月かかることから、性病検査をする際も性病ウイルスに感染する機会があってから最低でも2か月程度たってからでないと正確な検査結果を出すことは困難だということです。

 

 

抗体ってな〜に?
抗体とは、体の中に侵入してきた悪いウイルスを撃退しようとして白血球などが作り出す免疫物質です。
ウイルスを撃退する血液中の兵隊のようなイメージです。

 

因みに「抗原」とは、抗体を作り出す物質のことです。

 

 

HIV/エイズウイルス感染検査

 

日本では1日に約4人のペースで新たな感染者が出ているとされているHIV(エイズ)の感染検査は、血液中にHIVに感染した時に作られる「HIV-1抗原・抗体」や「HIV-2抗体」があるのかないのかを調べる検査を採用しています。

 

これらの抗体が無ければ「感染していない」ということになり、これらの抗体があれば「感染している可能性がある」ということになります。

 

STDチェッカーでは、現在最も新しいHIV検査方法である第4世代検査法を採用しているとのことです。

 

 

>> STDチェッカーのHIV検査についてもっと詳しく

 

 

梅毒検査はTP抗体検査

 

梅毒の感染の有無を調べる検査方法はTP抗体検査を採用しています。

 

TP抗体検査とは、梅毒に感染した際にできる特有の抗体であるTP抗体が血液中にできているのかどうかを調べる検査方法で梅毒の初回感染時には高い精度で感染の有無を見抜けるため多くの検査機関や医療機関で採用されている検査方法です。

 

ただ、TP抗体は一度梅毒に感染すると一生消えない為、過去に梅毒に感染したことがある方はTP抗体検査では2回目以降の感染をしたのかどうかを調べることが出来ません

 

よって、過去に梅毒の治療歴がある場合はSTDチェッカーを利用した2回目以降の梅毒感染有無は判断できません。

 

生まれて初めて梅毒に罹った人限定の検査方法です。

 

 

B型肝炎の検査方法

 

STDチェッカーの場合は、CLEIA法という非常に感度の高い検査方法でB型肝炎ウイルスに感染した場合にできるHBs抗原と呼ばれる抗体と作り出す物質が血液中にあるのかないのかを調べる方法を採用しています。

 

この方法であれば、もしかりにB型肝炎ワクチンを接種していたとしても影響を受けませんのでより精度の高い検査結果が期待できます。
もっとも、ワクチンを接種していたら感染の可能性自体が低いですけどね。

 

 

 

病原菌感染系性病はPCR法というDNA検査

DNA画像

 

女性の不妊症の原因の1/3といわれるクラミジア感染症や淋病、トリコモナス原虫などの目に見えないほどの小さな病原菌の感染が原因の性病はPCR法と呼ばれるDNA検査を利用して検査するようです。

 

 

PCR法の原理はこうです。

 

まずは、病原菌が感染していると思われる部位から検体を採取します。

 

STDチェッカーで採取するのは以下のような検体です

 

  • 尿(男性の検査の場合)
  • 膣分泌液(女性の検査の場合)
  • うがい水(のどの検査の場合)

 

これらの採取された検体内に含まれるDNAを増幅させる装置でDNAを増幅させます。

 

これによって、検体の中にごく微量しか病原菌のDNAが存在しなかったとしてもより正確に検出できるようにします。

 

その後、採取された検体(尿や膣分泌液やうがい薬)の中にクラミジア菌や淋病菌などのDNAが含まれていないのかどうかを調べます

 

その結果

 

 

  • 病原菌のDNAがある ⇒ 感染している
  • 病原菌のDNAがない ⇒ 感染してない

 

 

と判断できるということです。

 

このPCR法は非常に精度が高い検査結果をより感染から早い段で出すことが出来ることから、多くの検査機関で採用されていて初期感染検査のスタンダードになっているようです。

 

また、オーラルなどで感染する口の中のクラミジアや淋病の感染を調べる検査ではSTDチェッカーの場合うがい水に無塩素蒸留水を使用しているのでかなり正確な検査結果が期待できるということです。

 

 

 

STDチェッカーの性病検査方法まとめ

 

 

  • HIV検査は第4世代の最新検査法を採用
  • 梅毒検査は過去に罹ったことがある人は検査不可
  • 血液検査系は「感染したかも?」から2か月後程度から
  • クラミジア・淋病などの検査は24時間後からすぐ受けれる
  • 病原菌系性病はPCR法というDNA検出検査でかなり正確

 

 

といった感じです。

 

ウイルス性の性病は【HIV(エイズ)】【梅毒】【B型肝炎】でこれらは血液検査。(「感染したかも!?」から3か月後の検査推奨)

 

病原菌系性病は【クラミジア】【淋病】【トリコモナス】などでこれらはPCR法での検査なのですぐに検査可能でした。

 

以上、STDチェッカーの性病検査の方法を調べてみた結果でした。

 

 

>> 性病検査 STDチェッカー