買い損回避!性病検査キットSTDチェッカーのデメリットは?
自宅で性病検査が出来る人気性病検査キットSTDチェッカー。
検査精度なども病院で受けるのと同じレベルの性病検査を衛生検査場の検査技師が行ってくれる便利な検査キットですが、デメリットが無いわけではありません。
「買って損した…」とならないように十分注意してください。
感染した性病がある程度解っている時は買うな!
自分が感染した性病の種類がある程度確定している場合は、病院での確認再検査費用や感染した性病が郵送で検査をしている間に悪化してしまう可能性が有るので素直に病院に行って検査を受けたほうがスムーズに治療に移ることもできるのでSTDチェッカーを使って検査をするよりも良いと思います。
郵送であるがゆえに、病院で検査を受けるよりもSTDチェッカーは結果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあります。
多くの性病を専門とするクリニックでは自由診療となるので、1項目当たりの検査費用が8000円前後とSTDチェッカーの1項目当たりの平均費用よりもかなり高額にはなってしまいますがその先の治療のことまで考えた場合、STDチェッカーを使うデメリットの方が多いと思います。
症状がすでに出ている場合は病院に行ったほうが良い
STDチェッカーを利用する最大のメリットは複数の検査項目を病院で受ける性病検査よりもかなり安く受けることが出来るという点にあります。
ですので、現在これといった症状はないがクラミジアなど症状が出にくい性病に感染していないのか確認したい場合や、ブライダルチェックや新しい恋人ができたときなどに相手に過去の恋人などから感染させられているかもしれない性病を感染させない為に予防的に確認検査をしたいという場合にはすごくお勧めできるものだと思います。
しかし、現状ですでに
- 尿道から分泌液・膿が出てる
- オリモノが明らかに異常
- 性器から痛みが出ている
などなど明らかに性病に感染したとみられる症状があるのであれば、たとえそれが性病ではなかったとしても治療が必要であることには変わり有りませんのでSTDチェッカーを使わずとも早急に治療を開始するためにも病院に行ったほうが良いです。
完治の確認用としては使うことが出来ない
よくある質問の中に「治ったことの確認用にSTDチェッカーは使えるのか?」という内容の質問が書かれていて、そこの答えに「治療を行った病院で検査を受けてください」と書いてありました。
STDチェッカーは完治の確認用として使うことはできないようです。
このような場合は、ちゃんと治療をしてくれて病院で完治確認検査を受けるようにしたほうが良いようですね。
梅毒・C型肝炎の2回目以降の感染検査はできない。
クラミジアと淋病などについては、過去に感染した経験があってもしっかり治療を終えて完治した後であれば再度感染した時にSTDチェッカーを利用して検査をすることは可能なようです。
しかし、梅毒やC型肝炎の検査は初回感染を高精度で判別できるメリットがある反面、2回目以降の再感染時の判別ができない抗体検査を採用しているため再感染時の検査はできない仕様になっているとのことです。
梅毒やC型肝炎に再感染したのかどうかを調べるためにSTDチェッカーを利用したとしても意味がなく、買っても損するだけなのでやめておきましょう。
現状症状がない&不安を払しょくしたいときにはお勧め
このページの内容をまとめますと
- 感染した性病が特定されているなら病院に行ったほうが良い
- すでに症状が出ているのなら性病科で検査を
- 性病完治確認の検査にSTDチェッカーは使えない
- 梅毒・C型肝炎の再感染の確認には使えない
- 症状無しで不安なときに複数項目を検査したいときにはお勧め
という事となります。
特に、自分が感染したと思える性感染症をある程度特定できる状態にある場合や完全に症状が出ている方は早めに病院で治療を受けてくださいね。
お大事に。